シャキブです。
「スタンプ先生」というウェブアプリケーションをリリースしましたが、私がなぜ作ったのかを書いておきます。
LINEスタンプが非常に素敵でしたが、問題が幾つかあったためです。
- 買ってみるまで使い勝手が試せない
- 欲しいと思うスタンプをダラダラ探す良いメディアがない
- LINEのストアが、あまりスタンプを魅力的に見せられていない
1. 買ってみるまで使い勝手が試せない
LINEで開発をしている人たちにとっては、スタンプの100円200円は大したことないかもしれません。
でも新しいスタンプを買う人 -- 愛する人に送って思いを伝えられて嬉しかったり、送られて「あ、オシャレだな」って思う人 -- の多くにとって、100円200円はとても大事なお金です。
だから、買う前に試せたら良いと考えました。
そこでスタンプ先生では、自動で喋るボット相手にそのスタンプを試すことが出来るようにしました。
ボットの会話はナンセンスですが、言葉が投げかけられることでスタンプの利用シーンが想定できます。

ポチポチ押すと、使い勝手が分かるのではないでしょうか。
2. 欲しいと思うスタンプをダラダラ探す良いメディアがない
自分が欲しいと思っただけです。他の人がこういうのを欲しいと思うかどうかはわかりません><。
個人的にだらだらAmazonを見るのが好きだったり、番組自体は見ないでもNetflixの番組一覧とその解説を読むだけで時間を過ごすのが好きなタイプなので、自分が特殊なのかもしれません。
それでも、ダラダラ見ながら「あ、面白いのあった!」って思うのは幸せな時間です。
スタンプ先生がそういうメディアになれたらと思っています。
3. LINEのストアが、あまりスタンプを魅力的に見せられていない
これはビジネス的にしょうがないのだと思います。
企業が使う公式スタンプのプロモーションでLINEは非常に儲けています。
なので、クリエイタースタンプと公式スタンプのストアでの差別化は必ず必要です。
「クリエイタースタンプのプロモーションはLINEではやらないから各クリエイターでやってくれ。LINEでやるならお金がかかるよ」というスタンスの商売ですので当然です。
とは言え、スタンプクリエイターの方は頑張って作ったり、愛着あるキャラだったり、多くの人の生活で使って欲しいとの願いだったりを込めてスタンプを作っているので、スタンプ先生では少しでも魅力的に見せられないかなと考えて細かい所を工夫しました。
そんなこんながあり、スタンプ先生を作りました
LINEを使っている人も、LINEスタンプを作っている人も喜ぶものにしたいと思って作ったので、是非使って見て欲しいです。